待ちに待った我が子の誕生の喜びに浸るヒマもなく、育児はスタートしてしまいます。
育児のリハーサルはできないし、シミュレーションしてもなかなかその通りにはいきません。
私自身、子どもが新生児のうちは次々と分からないことが出てきて、こんなに悩むものかと驚きました。
そんなストレスフルな新生児ママの気持ちがラクになるような考え方を、紹介していきますね。
新生児の育児は何が大変?
新生児の育児に感じる不安やストレスにはどんなものがあるのでしょうか。
寝不足になる
2時間おきに授乳するので、睡眠は細切れになります。
ミルクの子は一緒に生活している人と交代であげるなどできますが、母乳だけの育児の人は自分が起きるしかないのでまとまった睡眠がとれませんよね。
搾乳しておいて哺乳瓶で他の人にあげてもらうのも手ですが、新生児期は授乳間隔があきすぎると乳腺炎になってしまうこともあるので、直接あげる方が結局ラクだったりします。
新生児期も終わりが近づくと、家事なども少しずつしていかないといけません。
寝不足が慢性化する中で、やらないといけないことが増えるのはとても大変です。
育児への漠然とした不安
自分がこの子を育てていけるのか、ミルクは足りているのか、このやり方で大丈夫か…手探りの毎日だから、ちゃんと育ってくれるのか不安に思うことも多いです。
特に日中赤ちゃんと2人きりの生活になると、孤独感や無力感を感じてしまうこともあります。
母体が心配
赤ちゃんのお世話に負われていると、つい母体のことは後回しにしがちです。
でも、母親の体は大きく変化していて、その対応にもがいています。
ホルモンのバランスが崩れ、産後クライシスとなってしまうことも多いです。
自分の体の色々な変化にとまどい、「私の体、大丈夫かな?」と心配になりますよね。
寝かしつけがうまくいかない
新生児期のお母さんが1番困るのが寝かしつけのようですね。
赤ちゃんの背中にはどうやらスイッチがついているらしく、抱っこで寝かしつけてもベッドに置くと起きてしまうというのは、誰もが経験しているのではないでしょうか。
新生児期は生後1ヶ月間だけを指しますが、この1ヶ月だけでもこんなにたくさんの不安やストレスがあるんですよね。
我が子のことを真剣に考えるからこそ、悩みは尽きません。
どう対処する?
考え方次第で少しラクになるかもしれません。
寝不足になる、母体が心配
産後0ヶ月は、とにかく母体の体力を取り戻すことを優先的に考えてください。
ここで無理をすると、更年期に影響が出る(症状がひどくなる)と言われています。
赤ちゃんのお世話は大切ですが、母親の体力が戻らなければ、育児も中途半端になってしまいます。赤ちゃんが寝たら自分も休むことを意識してください。
家事などはお家の人に任せちゃいましょう!
しんどかったら休めばいいんです。1日掃除をしなかったぐらいで死んだりしませんよ♪
育児への不安
育児はたった1人でしているようでも、実はたくさんの人が関わってくれています。
赤ちゃん連れでお散歩ができるようになれば、街行く色んな人から声をかけられますし、アドバイスもくれるでしょう。
予防接種で病院に行けば不安を聞いてくれますし、保育園や幼稚園に入れば先生やママ友の話を聞くこともできます。
赤ちゃんは成長がとてつもなく早いので、たった3週間でも状況は変わります。
いっぱいいっぱいだと感じたら、「あと3週間で道は開ける!」と思ってみてくださいね。
寝かしつけがうまくいかない
私の場合はそこかしこで寝かしつけのパターンを探しては、遊び感覚で実践していました。
子どもに合うのが見つかればラッキーだし、うまくいかなくても遊びだから気にしません。
また、夜だからと無理に寝かせようとせず、開き直ってとことん付き合う覚悟を決めるのも大切。
どんなにぐずっている赤ちゃんだっていつかは寝ますからね。
色々試すうちに月日は過ぎて気づけば背中スイッチも鈍くなっていました。
試行錯誤しているうちに子どもはちゃんと成長してくれるんですよね。
視点を変えて見れば、一晩中赤ちゃんの顔を見ていられるのもこの時期だけです。
変な寝顔や、うとうとしたときの新生児微笑など、貴重な瞬間を楽しめるといいですね。
まとめ
- 母体、育児への不安がストレスの主な原因
- 寝かしつけは最大の悩み
- できるだけ休み、一人きりじゃないことを忘れずに
- 寝かしつけは開き直りも大切!
家事も育児も完璧じゃなくていいんです。
全部できなくたって、無力でも情けなくもないですよ。みんなそんなものです。
ひとまず首がすわれば今の悩みは自然と解決していくので大丈夫。もうひと頑張りですね!
以上、「新生児の育児ストレスは考え方次第で解消できる!?不安に負けない気持ちの作り方って?」でした。
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